北海道で展開している次代を担うセキュリティ人材育成事業のご紹介

2020年12月1日にオンラインで開催された、北海道地域情報セキュリティセミナー にて発表した「Security College for Youth 次代を担うセキュリティ人材育成事業に関するご報告」をもとに、北海道で 一般社団法人LOCAL が協力している若手育成事業をご紹介します。

地方IT勉強会 AdventCalendar 2020 12/12 の記事として登録しています。

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当日の動画はこちらを。出だしでちょっとあって、めっちゃ動揺しながら話し始めているため、目が泳いでいますが気にしないでください。
また、セミナー内容のすべての動画が格納されていますので、よろしければご覧になってください。

我々 LOCAL は、こんな団体です。

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kumikumitm.hatenablog.com

昨年のアドカレ記事もぺたりと貼っておきます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、いわゆる次世代育成のための事業はいろいろと手がけているのですが、これどうやって説明すればわかりやすいのでしょうか。
「セキュリティ人材の育成」について、段階を追って考えてみました。

まず、第1段階。セキュリティ人材となる基盤を整える必要があります。

この段階での活動の代表格はこれです。インターネット安全教室

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今年は、COVID-19 対策のため、オンラインでの開催も対応していました。
しかし、学校としてはやらなければならないことが山積みだったはずで、インターネット安全教室の開催回数は例年より少ないものでした。
これからのことを考えると、withコロナ の社会で生きていくためにも、多くの学校や自治体で開催してもらえると良いなと思っています。

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こちらは、高校生 ICT Conference 2020 というイベントです。
ICTを取り巻く課題をテーマに、全国各地の高校生が議論し、意見をまとめ、代表者を選出し関係府省庁(内閣府消費者庁総務省文部科学省経済産業省)に提言する大会です。
参加した高校生は、グループにわかれ、テーマ(今年は「新しい生活様式とICT活用法」〜行動制限の時代に生きる〜)に沿った熟議を行い、提言にまとめます。
今年は、渦中から「新しい生活様式」「ICTの活用」を考え、議論を重ねながら、どうしたら良いのかを高校生の立場から考えていました。

LOCALは北海道開催の共催として、司会やファシリテータの派遣、そして今回はオンラインでの運営に携わりました。
例年は札幌での現地開催でしたので、札幌近郊、旭川、遠くは北見からの参加があるイベントでした。今年はオンラインということもあり、はじめて函館からの参加もありました。距離的な障壁は解消されたのですが、参加者側に機材や環境が必要となります。
また、深いディスカッションを行う内容のため、オンラインでのファシリテートにスキルや人員が必要となります。LOCALとしても、運営としての学びや気づきの多い経験となりました。

次は、第2段階。好きなIT関連分野での能力を育てます。

  • 楽しい、嬉しいを経験
  • 仲間との出会い

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U-16 プログラミングコンテスト。競技部門と作品部門で構成される、16歳以下を対象としたプログラミングコンテストです。北海道旭川の発祥です。LOCAL は札幌大会を共催しています。
競技部門は、Chaser という対戦型プラットフォーム上でプログラム同士が 1対1 で対決します。今年は、第4位までの入賞者が旭川で開催された 北海道大会 へ進出し、優勝、準優勝を獲得しました。

作品部門は、デジタル作品であればほぼ何でも出品が可能で幼年層からも参加があります。コンピュータに興味をもち、デジタル作品を完成させたということを心より讃え、全員に賞状をお送りしています。これは、在学している学校に届けられ、校長先生からお渡しいただき褒めていただくことで、嬉しい楽しいを実感し、今後も好きな分野を伸ばしていってもらえたらと願っています。今年の作品をこちらで紹介しています。

第3段階。スキルを育てます。

  • スキルのある人材へ
  • さらに高いセキュリティスキルを備えた人材へ

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セキュリティ・ミニキャンプ は、セキュリティ・キャンプの地方大会となります。
全国各地で開催されている、25歳以下の大学院生、学生、生徒を対象とした、情報セキュリティ人材の発掘、育成イベントです。LOCALは北海道大会の主催団体として、参加学生の支援、地元側の企画運営全般を担当しています。

セキュリティエンジニアへの一歩となるイベントですが、参加し、内容を楽しむためには、事前に相応のスキルが必要となります。
なるべくたくさんのエンジニアの卵たちがチャンスを活かすことができるよう、ミニキャンプレベルのイベントに自信をもって参加できるようなスキルを身につけることができる、そんな人材育成事業を 北海道地域情報セキュリティ連絡会 (HAISL) が企画しました。

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当初の予定 としては、年度が始まり夏頃までは定期的に演習系の勉強会を実施し、参加者全体のスキルを確認しつつベースアップを図る。秋〜冬頃には Hardening や CTF などのイベントを開催し、SC4Yからの参加を促します。その後、まとめ学習をして年度末を迎えます。そんな予定でした。
実際 は、年度が始まった頃は COVID-19 に翻弄されている時期で、勉強会やイベントの開催については曖昧模糊五里霧中。連休明けの頃、運営チームは暗中模索の状況の中、8月になればなんとかなるだろう、オンラインなら!と、とにかくやってみるべ!と、準備をはじめました。

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初回は、8月29日に、なんとか開催することができました。参加者はオンライン。運営チームは、現地とオンラインのハイブリッド開催としました。ご覧のように、現地も大教室で距離をとった配置での実施です。
ハンズオンスタイルの、手を動かす演習的な内容ですから、TAも潤沢に配置しました。しかし、オンラインなので、誰がどこまで理解しているのか、誰が困っているのか、よくわからないんですよね。
大丈夫なのか?困っていないのか?
Slack では、漫才のように豆知識の紹介などをしながら、困っていないかを確認してみるのですが、困っている人が見あたらない。本当に困っていないのかもわからない。
オンラインだと、一番見えてこない部分なんですよね。
大きな課題を感じながらも、第2回目の開催につなげます。

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11月28日。第2回を開催しました。ハイブリッドの体制は前回と変わらないのですが、ちょうど北海道が COVID-19 的に厳しい時期になっていたため、現地運営は最少限である4名のみとしました。
ハンズオン参加者は前回よりは集まりがゆるやかとなり、参加者同士の交流も少々控えめと感じました。参加者となる学生層との会話から、この頃、学生さんたちの中では「オンライン疲れ」を強く感じていて、週末までオンラインで勉強したくないという、そんな気持ちが生まれていると気がつきました。難しいものですね。

と、言いつつも、SC4Y (20#3) 企画検討中  です。
HAISL 会員の教育機関の先生方を中心に、次は何を取り上げるか検討しています。
もし、リクエストやアドバイスがあれば、遠慮なくご連絡ください。

 

「さくらの学校支援プロジェクト」の3年間を、イベントを通して振り返ります!

こんにちは!さくらの学校支援プロジェクト 兼 エバンジェリストチーム の 三谷 公美です。さくらに join して、4年半となりました。最近は海底ケーブルが気になっています。この blog は、さくらインターネット Advent Calendar 2020 の 12月10日分として登録されています。

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先日、「さくらの夕べ オンライン 〜サイボウズさんといっしょ!〜」を、エバンジェリストチーム にて企画させていただきました。滅多に登壇しないわたくしですが、この企画は サイボウズ コネクト支援チームさん との LT 総当たり戦だったため、「さくらの学校支援プロジェクトの3年間を、開催したイベントを通して振り返る」というネタで久しぶりにお話させていただきました。

【登壇資料 さくらの学校支援プロジェクトの3年間】


LTですから、5分に収めるために (いや、収まってないんですが) 削げるだけ削ぎ、なんとかまとめてはあるのですが説明が全然足りていないため、ここで補足させていただこうという魂胆でございます。

平成29年 (2017年) に 新学習指導要領が告示され、そこに「2020年 小学校にてプログラミング教育を必須化」 とあったことから、このお話は始まります。

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『え?3年後に?プログラミング教育?何をしたらいいの?
 何から取り組んだらいいの?全然わからないんですけどっ!
 てか、英語もあるのに!どうしたらいいんですか?いったい!!』
 
こんな声が全国からきこえてきます。
さくらは日頃から大変お世話になっている石狩市に協力し、2020年までに石狩市内の全小学校の授業でプログラミング教育を行えるようにと、「石狩市の小学校プログラミング教育支援プロジェクト」(現:さくらの学校支援プロジェクト)をスタートさせました。

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このプロジェクトは 2017年に始まり、3年間でプログラミング教育を先生に広め、先生と考え、先生が実施し、地域で続けていけるようにすることを目標としていました。

その中で最初にイベントを開催したのは、2017年度も終わる頃でした。
1年間の支援活動を経験し、そこでの知見を今後プログラミング教育に関わっていく方々に共有することを考えていました。

小学校プログラミング教育を考える夕べ@札幌

  • 日時:2018/03/28 (水) 19:00-21:00
  • 場所:(株) インフィニットループ 会議室(札幌市)
  • 対象:プログラミング教育に興味のある方、教育関係の方
  • 参加者:31人
  • 2020年から必修化で話題!「小学校プログラミング教育を考える夕べ@札幌」レポ―ト | キタゴエ

  • プログラム:

    プログラミング教育とコミュニティの役割
      2020年から始まる小学校プログラミング教育とは?
      このプロジェクトの取り組み
      世界のプログラミング教育事情、コミュニティ動向
                         前佛 雅人

    『プログラミング教育』を取り巻くステークホルダーと議論
      「プログラミング教育」に対するさまざまな議論の紹介
                          朝倉 恵
    車座懇談会

イベント登録サイトとしては、Doorkeeper を利用したのですが、その影響もあるのか、参加者層は コミュニティ関係者、子供のいるエンジニア、そして学校関係者が少しといったところでした。

んー、実際に現場に立つ、小学校の先生方にアプローチしたい。どうすれば、先生たちに来てもらえるのでしょうか。と、そういう時には出会いがあるものです。
東京で小学校教諭をしていらっしゃる 鈴木 康晴 先生 (札幌出身) が協力してくださり、帰省のタイミングでの開催となりました。

第2回 小学校プログラミング教育を考える夕べ@札幌

  • 日時:2018/07/28 17:30-21:00
  • 場所:わくわくホリデーホール 第2会議室 (札幌市)
  • 対象:原則として教員の方
  • 参加者:約30人
  • 企画:江戸川区立東小松川小学校 鈴木 康晴 先生
  • プログラム:

    第1部 プログラミング教育とは?(講演・模擬授業)

             情報通信総合研究所  平井 聡一郎

    第2部 教材体験

    (Sphero SPRK+ / 算数)情報通信総合研究所  平井 聡一郎
    (Processing / 図工)学芸大学附属竹早小学校 佐藤 正範 先生
    (Scratch Jr / 国語)江戸川区立東小松川小学校 鈴木 康晴 先生

    第3部 実践報告

      東京学芸大学附属竹早小学校    佐藤 正範 先生
      札幌市立札苗緑小学校     宝金 ともえ 先生
      さくらインターネット株式会社 朝倉 恵

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この回は、対象を原則として教員の方としたため、SENSEI PORTAL にて告知、参加申し込みにはファックスも受け付けました。そして、教員の方からの口コミもあり、現場に立つ教員の方々にお集まりいただくことができました。
企画、運営の面からもたくさんの学びがありましたが、実際に現場の先生方と直接お話しをさせていただいたことで、本当に貴重な経験となりました。

第3回 小学校プログラミング教育を考える夕べ@東京

3回目は東京でやってみよう! ということで、西新宿のセミナールームを利用しての開催です。一般の方、教員の方もいらしてくださいましたが、やはりITエンジニアの方が多く参加してくださった回でした。初旬とはいえ12月の日曜日。こういう時に人を集めるというのは、なかなか大変なものだなと実感しました。ただ、人数が多くなく、会場と登壇者の距離が近いというのは、本音で語り合える場を作ることができるため、興味深いものとなりました。内容については、上のリンクからレポート記事をどうぞ。

第4回 小学校プログラミング教育を考える夕べ@大阪

  • 日時:2019/07/19 19:00-21:00
  • 場所:さくらインターネット 大阪本社 セミナールーム
  • 共同主催:株式会社しくみデザイン
  • 対象:プログラミング教育に興味のある方
    地域でプログラミング教育に携わりたい方
    学校でプログラミング教育に携わる教育関係の方
  • 参加者:約40人
  • 第4回プログラミング教育を考える夕べ@大阪を開催 | さくらのプログラミング教育ポータル

  • プログラム:
    小学校におけるプログラミング教育とは?
    ・エンジニア向けには誤解の解消、そしてひろく一般にむけての解説
    文部科学省が進めるプログラミング教育に対する理解促進
                   前佛 雅人

    楽しく「作る力」を育てるプログラミング教育
    ・「Springin‘」のハンズオンを通してプログラミングの楽しさ
     を伝え、それを簡単に教える方法を体験する
                   中村 俊介 (しくみデザイン)

~学校・地域・企業で一緒に取り組むために~ をサブタイトルに、しくみデザインさんとの共同主催で開催しました。ついに本社のある大阪での開催です!
ちなみに、このあと 2019年11月1日より、大阪府門真市でもプログラミング教育支援をスタートしました。

先生のためのプログラミング教育セミナー
(ジュニア・プログラミング・ワールド 2019)

  • 日時:2019/11/04 10:00-16:00
  • 場所:札幌市コンベンションセンター SORA 204
  • 併催:教育関係者向けハンズオン NPO法人 NEXTDAY 実施
  • 対象:教育関係者、一般
  • 参加者:のべ 100名程度(イベント全体では 6,000名)
  • 来場者数6,000人!「ジュニア・プログラミング・ワールド2019」 | キタゴエ

  • プログラム:

    セミナー(AM 10:00〜12:00)
    小学校低学年から始めるプログラミング授業はじめの一歩
        奈良教育大学奈良女子大学 非常勤講師 竹中 章勝 先生 
    さくらの学校支援プロジェクトご紹介
    石狩での実践事例ご紹介

           朝倉 & 石狩市立双葉小学校 占部 智一 先生

    セミナー(PM 13:00〜15:00)
    プログラミング教育 授業開始に向けての心構え
                                            情報通信総合研究所 平井 聡一郎 先生

    北海道での実践報告
       千歳市 山川 広人 さん・十勝エリア 白石 友柄 さん・
       道南エリア 熊谷 光洋 さん

    上記すべての登壇者によるパネルディスカッション(15:00〜16:00)

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2019年11月。6,000人が集まる大イベントでした。コロナの影響が出る直前という時期ですね。今となっては、いろんな意味で感慨深いです。
2020年までに、「プログラミング教育を先生に広め、先生と考え、先生が実施し、地域で続けていけるようにする」これがプロジェクトの目標でした。
この時点で、先生に広め、先生と考え、先生が実施する ところまでは達成していました。次は、地域で続けていく ことの検討です。

第1回 U-16 プログラミングコンテスト石狩大会

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コロナ禍に翻弄される時期ではありましたが、石狩にある藤女子大学 花川キャンパスとの連携が開始され、その中で U-16プロコン石狩大会 作品部門を企画しました。
U-16プロコンとは、旭川発祥のプログラミングコンテストです。昨年は全国12箇所で開催されました。北海道では旭川、札幌、釧路、帯広、函館で開催されています。
競技部門と作品部門があり、作品部門は自作のデジタル作品であればグラフィック、DTM、Webページなど出品が可能。プログラミングに興味を持ち始めた小学生の参加が多いのが特徴です。つまり、石狩大会を開催することにより、プログラミングに興味をもった小中学生に楽しんでもらえる機会を提供することができます。

note.com

今年の様子は、アドベント 12/8 の 朝倉さんの記事に詳しくあります。
いろいろあるのですが、やっぱりコロナの影響は小さいものではなく翻弄されています。でも、そこから何を学んで、これからどうしていくのかが大切だと考えています。

こんなニュースもあります。

www.city.kadoma.osaka.jp

 

さくらが取り持つご縁、門真市の北巣本小学校と石狩市浜益小学校のオンライン交流が始まりました。コロナの影響でオンライン環境が利用できるようになっていたこと、閉塞しがちな社会の中で、新しく安全な交流を求めていたことが、この交流につながったのかもしれないなと考えています。

ちなみに、さくらはこのプロジェクトをCSRで行っています。

  • 大変お世話になっています。データセンターのある石狩市に恩返しをしたい。
  • 一般の人にも、さくらインターネット という会社を知ってほしい。
  • 「プログラミング教育」が正しく世の中に広がってほしい

こんな思いから始まり、活動しています。
今回ご紹介したイベント以外にも、各地のオープンソース系イベントでもセッション等を通して、「プログラミング教育」の正しい理解が広がるよう活動してきました。

さくらの夕べオンライン 小学校プログラミング教育ナイト

今年は、2020年7月8日 に オンラインでイベントを開催しました。
オンラインだったので、録画があります。よろしければご覧ください。

  • プログラム:
    『小学校プログラミング教育 
        さくらインターネットができたこと、できないこと』 朝倉 恵
    『改めてプログラミング教育を考える』           芳浦 卓司
    『教員向け情報誌 こどもプログラミング通信 3年間の軌跡とこれから』大喜多 利哉

www.youtube.com


お気づきのこと、ご質問などあれば、ポータルサイトTwitterでお知らせください。
今後とも、さくらの学校支援プロジェクトをよろしくお願いいたします。

さくらの学校支援プロジェクト 関連サイト、SNS 

prog-edu.sakura.ad.jp

twitter.com



知っていると便利? 新千歳空港でおすすめのお土産

こんにちは、エバンジェリストチーム、さくらの学校支援プロジェクト の 三谷 公美 です。この blog は、さくらインターネット Advent Calendar 2019 の 12月16日分として登録されています。

さて、さくらに join して、3年半になりました。札幌と東京を中心に、イベントがあればどこまでも〜 という裏方人生を謳歌しています。
そういうわけでこの数年、新千歳空港にはよく行くようになりました。元より食いしん坊なので、定番から新作まで空港グルメを楽しんでいます。
お土産、スイーツ、食事、色々考えたのですが、お役に立てそうな順で書いていこうと思います。というわけで、今回は手土産や、その周辺情報です。
石狩のデータセンタ札幌のビットスター、そして 1月の JANOG45 にお越しの際などに、よろしければご参考になさってください。
あ、わたし、赤組なので情報がJAL寄りです。そこはご容赦ください。

Pasco北海道プレミアム


北海道の材料で敷島製パンが食べられる幸せ。その衝撃的なルックスから、ししゃもパンの映えっぷりが有名ですが、普通に美味しいです。本物のししゃもと、バターたっぷりの生地がとっても合います。
最近は、ここでいくつか調理パンを買っていって、ご飯にしています。
お土産には、生食パン(豆乳版ははちみつ利用)、豆パン3種などが運びやすいと思います。試食パンを出してくれているので、味の確認をしながら購入できますよ。

JAびえい 美瑛選果

美瑛選果のコーンパン。VIRON とコラボした逸品で、焼きたてをサクッと割ってみると、『なるほどこれは小麦よりコーンが多い』と納得の断面です。
どうやったら手に入るの?と聞かれることが多いのですが、どうしても欲しいなら、昼過ぎの飛行機を予約しつつも、朝イチから空港にいって、券を確保して並びましょう。運任せで良いなら、搭乗より数時間早めに空港へ行って、お店にいってみましょう。運がよければ、券配布中だったりします。
ちなみに、豆パンの方はほんとに幻ですね。わたしは1度だけ、朝イチに購入できたことがありますが、これは本当に運次第。焼きあがっていたり、窯に入っていたらラッキーです。

北菓楼 新千歳空港店

「妖精の森」というバームクーヘンが有名です。配るには小さいものが便利なのではありますが、食べ比べしてますと「大きければ大きいほど美味しくね?」という意見も聞きます。なので、切り分けが可能な場所へ持って行く時は、大きいものをオススメします。また、「北海道開拓おかき」は甘いもの苦手な方へどうぞ。どの味も深みがあって、美味美味です。
せっかく店舗にいったなら、シュークリームはいかがでしょうか?好きなものを、好きな個数詰めてくれます。4種類ほどあるのですが、わたしのおすすめは「夢不思議」と「北の夢ドーム」。夢不思議は、なんといってもクリームが絶品。カスタードと生クリームをほわっと混ぜて、いくつでも食べたくなる味です。北の夢ドームは、カスタードと生クリームが二層になってるタイプ。生クリームを味わいたい方にはこちらがオススメかな。
そして、そうやって買っていると、やっぱり「ソフトクリーム」も買ってしまうわけです。てか、新千歳空港で食べるソフトの中でも、ここのがわたしのイチオシです。商品を買うときに、「・・・と、ソフトクリームも」って言って、つけてもらいましょー。
イートインコーナーで、無料コーヒーをいただきながら食べていけます。
(ソフトクリームコーナーのところに、そっとアップルパイがあるでしょ?これも、めっちゃ美味なんですよ)

柳月 三方六studio

柳月といえば、三方六(チョコがけバームクーヘン))が有名ではあるんですが、わたしのおすすめは「きなチョコ黒大豆」です。チロルのきなこもち味の高級版みたいなかんじ?
とっても香ばしくてあとをひきます。ささっといくつか買っていっておいて、何かあったときに渡せるお土産です。
「あんバタサン」は、「なつぞら」コラボのお菓子。まだ売り切れていることも多いかな。

千秋庵 新千歳空港店

道民にはノスタルジックなお菓子。「ノースマン」や「山親爺」から食べてみてください。あまりに身近すぎて、道外へお土産に持って行く人が多くないので、かぶりにくいという利点があります。ちなみに、懐かしくてほっとする味で、カジュアルな場面にオススメです。

ショコラティエ マサール

札幌が誇るショコラティエです。お世話になった方への手土産に、マサールの「ショコラ」自信をもってオススメします。
自分へのご褒美に、「パレットサブレ」リピしてます。

丸井今井 きたキッチン

JAL側。北海道プレミアムのすぐそばです。
北海道定番のデパート「丸井今井」のプロデュースする道内食品が集まっています。
「赤いサイロ」は、今でも入荷するとすぐになくなってしまいますね。
オランダせんべい」みたいな、道北道東民が好きなお菓子とか、きのこ王国のなめこシリーズなど、北海道をぐるっとまわってきたような商品が揃ってます。
棚を見て回るだけでも楽しいですよ。

その他

いわゆる、ど定番。会社のみなさんにお土産!という場合に、お土産屋さんでピックアップするものから、オススメをば。
カルビーじゃがポックル」、石屋製菓白い恋人」、ロイズ「バトンクッキー」、YOSHIMI「カリカリまだある?」。
もし食べたことがないものがあれば、次の機会に是非!



番外

www.oenon.jp
鍛高譚の梅酒です。紫蘇焼酎の梅酒。ズバリ、シソジュースみたいな味です。

北海道本舗 総合土産店 に売ってます。
とっても気に入ってくださる方が多いので、ここでもご紹介。Amazon などで通販で入手できるようですが、道外ではあんまり流通しておらず、取り寄せになります。
甘めの梅酒やシソジュース好きな方は、一度お試しください!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。
もうひとつ、新千歳空港のことでよく聞かれるのは、電源についてですね。
ターミナルビルの中で時間があって、ラウンジや温泉以外の場所で電源をおさがしだったら、4F のプロントかな。雪ミクタウンの向かい側です。

では、札幌で、石狩で、新千歳空港で楽しい時間をお過ごしください!

そのうち、ご飯バージョンとか、ソフトクリームバージョンとか、書いてみようと思っています。

北の大地に IT技術者のための団体があります

【これは、地方IT勉強会 Advent Calendar 12日目の記事です】

一般社団法人LOCAL は、IT技術者 そして ITコミュニティ のための団体です。
でも、いったいどんな団体なの?それは、2016年のアドベントカレンダーにあります。

qiita.com

あれから3年が経ちましたが、基本、やっていることは変わってません。
たんたんと、北海道の IT技術者、ITコミュニティ のために活動しています。


2018年に法人化10周年を迎えました。ちょうどその頃、SEA Forum in December 2018 からお声がかかり、LOCALから 佐々木 と 三谷 が登壇しました。

北海道に 任意団体LOCAL が出来上がるまでの話を佐々木が、任意団体LOCAL が一般社団法人となり、そこから10年の話を三谷が担当しました。
資料がありますので興味のある方はどうぞご覧ください。


10周年の節目には LOCAL感謝賞 10周年拡大版を企画し、10周年記念パーティを開催しました。

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10周年 集合写真

この日の参加者は約50名、そのうち学生が20名。この頃から、学生部が大変活発に活動しています。

最近も、学生部は元気です。つい先日も、 NT札幌 2019 の出展ブースをきりもりしてくれましたし、2019年 学生部アドベントカレンダーも立ち上がっています

adventar.org


大人もまけていられませんね!

LOCALの活動に興味を持った!一緒に活動をしてみたい!という方は、
LOCALについて
会員制度と入会方法

こちらをご覧になってください。どうぞよろしくお願いいたします!